グレイス・グリド甲州

山梨県 中央葡萄酒株式会社
税込価格: 750ml/2,750円
中央葡萄酒株式会社 山梨県甲州市勝沼町
“白ワイン「甲州」を日用へ”という思いが原点となって未来を見据えて醸し始めたワイン
三澤茂計社長が、アルザスでピノグリの可能性に魅せられ、1999年に生まれたワインです。
また、日本で初めて甲州の特徴である緑色と黒色の中間のピンクがかった薄灰色をした果皮の色「グリ(Gris-仏語)」の商品名で発売された商品でもあります。
甲州特有の果皮に含まれる成分を生かし、“フルーティーな香り”“爽やかな酸味”“ほのかな甘味”“ほどよい渋味と旨味”など、全てがバランス良く調和したワインを醸造し続けています。醸造用の品質の高い甲州を栽培するために、山梨県内の特定契約農家及び自社栽培 三澤農場産の甲州を使用。
果汁の酸化を抑える最新鋭の圧搾機に二酸化炭素ガスを充填し、柔らかく圧搾した果汁(プレスラン)を、温度管理に注意を払い醸造しています。
発酵後は果実の風味を損なわないように繊細な澱と短期間の接触をさせています。
女性醸造家として、世界に通用するワインを醸造する三澤彩奈氏の手掛けた「グリド甲州」、厳しい選果作業を行い高い酒質に仕上がっています。
<2024年ヴィンテージ>
明野の三澤農場ではしっかりと雪が積もる日があり、冬から春にかけての降水量は多めとなりました。4月からは暖かい日が続き、芽吹きは例年より早く始まり、その後も開花、結実と早いタイミングで生育が進みました。梅雨の期間は短く、降水量は例年並みで、新梢の成長は旺盛に、病害や食害も少なく順調に生育していきました。
夏は日本各地で記録的な暑さとなり、山梨県内でもブドウの成熟が早く進み、8月下旬から、スパークリングワインロットのシャルドネの収穫が始まりました。9月は安定した天候に恵まれ、10月は曇りや雨の日もあり例年並みの降水量となりました。天候と成熟のタイミングを見極めながら細やかに収穫を進め、11月第2週の甲州をもってすべての収穫を終えました。
標高700mに位置する三澤農場においても高温による影響は見受けられましたが、醸造においては高い糖度とともに酸がしっかり保持されているブドウに驚かされたことなどもあり、ブドウの底力を感じるヴィンテージとなりました。
澄んで健全。溢れんばかりの香りのボリュームで、フレッシュ。白桃、洋梨、オレンジ、オレンジピールなどの果実香、白檀、ジャスミンのフローラルな香り、白コショウ、クローヴのスパイス香。まろやかな口当たりで辛口。すっきりとした酸味と旨味が感じられる。
ネットショップはこちらから→750ml